株式会社アルチザンラボ研究員 医師・医学博士 柴田和彦様
柴田氏は、人口透析専門の東神クリニックの院長を務める一方、医療に関する製品開発企業である株式会社アルチザンラボを展開、研究員としても活躍されています。
人工透析治療では、ボールペン程の太い注射針での穿刺による苦痛が大きな問題とされており、以前から「痛くない穿刺」を目指し、研究を重ねています。
技術は進歩しているものの、まだ痛みを軽減できる余地はあり、注射針の形状に着目。
約6年前から前例のない特殊な注射針の形状を実現するため、製作方法を模索。従来の製作方法ではなかなか理想的な形状にならず、3Dプリンタでの製作を考え、弊社にお問い合わせ頂きました。

株式会社アルチザンラボ研究員
医師・医学博士 柴田 和彦様

材質 :ステンレス
サイズ:長さ35mm
:直径2mm
:厚み0.2mm
共同開発契約を結び、弊社パートナー企業にもご協力頂きながら、
打ち合わせや試作を重ね、理想的な形状を追求。
最終的に実現の一歩手前までいきましたが、
内腔研磨の課題が残っており、次のステップに向け対策案を検討中。
今回の取り組みに至った経緯や弊社の対応について、
実際に柴田氏にお話を伺いました!
▼柴田氏インタビュー内容▼
https://doho.co.jp/3dprint/東神クリニック院長株式会社アルチザンラボ研究/
▼今回の取り組みの概要▼
https://doho.co.jp/3dprint/特殊注射針試作(人工透析専門医療機関)/

荒川 美咲
広報担当
医療業界からのご相談は歯科業界以外では今回が初めて。3D技術活用の余地が大いにあることを再確認できました。
今後も様々な業界に3D造形技術が浸透していくよう、お客様のニーズを汲み取り、可能性を探っていきたいと思います!
造形に関すること等、ご質問がございましたら、
お気軽にお問合せください!