株式会社アルチザンラボ研究員 医師・医学博士 柴田和彦様からのご相談

サイズ:長さ35mm,直径2mm,厚み0.2mm
課題
通常よりも太い針を使用する透析治療患者の負担を減らすため、
毎回同じ針穴から血管に入れるための最適な形状(殆ど痛みがないボタンホール穿刺法においてさらに無痛にできる)の注射針を試作したい
ご要望
・従来の製作方法では実現できない特殊な形状の注射針を形にしたい
・表面を可能な限り滑らかにしたい
・先端の細い部分においても耐久性を維持したい
ソリューション
・3D造形での実現可否検証のため、サンプルを製作
・実用化に向けた共同開発の契約締結
・試作品の検証を大手医療機器メーカーに委託
・造形、加工処理、検証、フィードバックを繰り返し行う
プロセスと期間
ヒアリング・提案・製作(3週間)
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サンプル納品
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共同開発契約締結
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評価・フィードバック
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製作(6ヶ月)
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最終納品
結果
製作不可能だった注射針の形状は実現できたが、内腔の研磨処理が課題
実用化に向けた課題が明らかとなった