ZRapid NEWS(3)
formnext2023レポート
@frankfurt 11.07-11.10
世界最大級の3Dプリンティング・アディティブマニュファクチャリング(AM)技術展「Formnext 2023」がドイツの
フランクフルトで開催。
2015年の初開催以来、毎年ドイツのフランクフルトにて開催され、自動車、航空、機械工学、医療技術、電気工学などの幅広い分野において、今後導入がさらに進むと期待される積層造形を用いた製造・加工に関する最新技術や製品、サービスが世界中から集まります。
今回のFormnext 2023には、世界各国のAM関連企業859社が出展、全世界から32,851人の来場者が集まり、大盛況となりました。


3Dプリンタ領域のリーディングカンパニーとして、10年以上高品質な設備と総合的なソリューションを提供してきたZRapid社は、ヨーロッパの代理店であるANiMA社と共同出展。
ヨーロッパ市場にも注目するZRapid社は、金属シリーズのiSLM160やiSLM350D、樹脂シリーズのiSLA660などの設備を中心に展示。
展示会開催直後、早速日本の国内総代理店である弊社にレポートを共有頂きました!
iSLM160は工業用専門のSLM(レーザー積層造形)方式シリーズ最小の金属3Dプリンタです。
シンプルな設計で、ドイツ製のファイバーレーザーを標準搭載しており、コンパクトながら高機能、寸法精度にも優れています。
工業用の用途や大学の研究に活用されるなど、様々なニーズに対応可能です。



iSLM350Dは、ZRapid社のベーシックな機種であり、長年検証され、安定した性能を持っています。
航空宇宙、自動車産業、産業用金型、電子機器、医療および歯科などの幅広い分野における小型部品の大量生産ニーズを満たすことができます。
また、iSLM350Dの付帯設備であるAFS350(パウダーモジュール)は、粉末の効率的な循環を実現し、生産効率の向上に成功。
これにより、コスト削減、品質向上、生産性向上のトータルソリューションが提供可能となりました
ZRapid社の展示ブースは、実際に稼働中の設備を見学でき、多くの人で賑わっていました。
様々な業界の来場者に対して設備の説明を行い、3D業界について活発に意見交換を実施。
今回展示された3台の3Dプリンタも高い評価を受け、その場で契約が成立したケースもあり、ヨーロッパ市場においても、ZRapid社に対する信頼と支持の高さが伺えました。


サンプル展示スペースでは、金属製と樹脂製のサンプルを多数展示。
高度な造形技術と優れた製品性能、多様な産業への活用事例を確認することができ、このスペースも賑わっていました。
来場者からは、サンプルに関する質問も多く頂き、専門家からもその技術力の高さが認められています。
ZRapid社は、ANiMA社との緊密な協業により、ヨーロッパ市場においても、今後さらに先進的なソリューションを提供し続けるよう努めます。
また、海外市場にも引き続き積極的に展開し、海外顧客と良好な関係を築き、世界中で様々な分野に応用されるよう、3D造形の活用を推進します。


王 暁琴(オウ・ショウキン)
営業推進担当
調達担当
弊社も国内総代理店として、今後の日本市場における金属3Dプリンタの普及に向け、より強固なパートナーシップを築いて参ります。