トップメッセージ
「幾多の時代の荒波を越えてこられたのは、ひとえに、皆様との『ご縁』に他なりません。」
株式会社DOHO 代表取締役社長粟飯原 隆泰
1948年の創立以来、当社は78年にわたり、お客様のものづくりに関わり続けてまいりました。
振り返れば、決して平坦な道のりではありませんでした。
時代が変わり、産業が変わり、お客様から求められるものが変わるたびに、私たち自身も変化を重ねてきました。それでも今日まで歩みを続けることができたのは、お客様、仕入先・協力会社の皆様、そしてDOHOを支えてきた社員一人ひとりとの「ご縁」があったからに他なりません。
改めて、心より感謝申し上げます。
そして今、日本のものづくりは、大きな転換点を迎えています。
人手不足や後継者問題による技術承継の難しさ、サプライチェーンの変化、デジタル化、そしてAIをはじめとする新しい技術の進展など、ものづくりを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。そのなかで私たち自身もまた、これまで果たしてきた役割の延長だけで、これからの時代に十分な価値を提供し続けることができるのか。今、改めて自らに問い直しています。
DOHOの原点は、素材です。
長年にわたり素材に携わるなかで、私たちは多くのお客様のものづくりに触れ、さまざまな課題と向き合ってきました。
これからは、その原点を大切にしながら、より深くものづくりに関わっていきます。加工、設備、そして新しい技術。必要な機能を自ら備えることもあれば、それぞれの分野に強みを持つ企業や人と手を携えることもあるでしょう。
自社だけですべてを完結させるのではなく、人と技術、企業と企業、そして受け継がれてきた知恵と新しい発想をつなぐ。そのつながりから、お客様と共に新しい価値を生み出していく。
それが、私たちが目指すこれからのDOHOです。
私たちが目指しているのは、単に事業領域を広げることではありません。日本のものづくりには、長い時間をかけて培われてきた技術があります。経験があります。そして、それを支えてきた多くの人たちがいます。
一方で、その大切なものが次の世代へ受け継がれていくことは、決して当たり前ではなくなっています。日本のものづくりが培ってきた技術や知恵を、時代に合わせて新しい形へと進化させながら、次の世代へつないでいく。その一翼を担うことが、これからのDOHOの役割でありたいと考えています。
1948年から今日まで、多くの先人たちがつないできたものを私たちは受け取り、今この時代の経営を託されています。私たちもまた、長い道のりのなかで襷を預かる、一人の走者です。
だからこそ、受け取った襷を守るだけではなく、自分たちの区間で少しでも前へ進め、より良い状態で次の世代へ渡したい。78年間にわたりいただいてきた多くのご縁への感謝を忘れず、これから生まれる新しいご縁を大切にしながら。
DOHOは、次の時代に必要とされる会社であり続けるために、これからも変化を続けてまいります。
Beyond Trading,
Engineering the Future of Manufacturing.